システムエンジニアとして働いてる社畜です。社会人歴も10年を超え、会社を変え、リーダー職につき、ライフステージがここ1年でガラッと変わりました。そこで満足したこともあれば、新しく見えてきた悩みもあり、私が感じたことをここにまとめておきます。
◆技術力も、やる気もない"今"
SEです!リーダー職やってます!だなんてドヤ顔してますが、そもそも私は技術力がありません。これは断言できます。
よくSEやってまーす!だなんて言うとイケイケ陽キャウェ~イ↑↑な感じで、リッチにWeb開発とかしてお給料ガッポガポなんでしょ?みたいなイメージの人いると思うんですけど、私が働いているのは、インフラ系で24時間365日いつでも駆けつけ!!!!ドーン!おうおうおう?!?!にーちゃん、何してくれてんだぉーん????このシャツについた汚れの落とし前、わかっているよなぁ?!?!?てめぇーみたいなクズに払うショバ代はこれだけだ!とガンきめてくるインフラYAKUZA業界です。
そのため、第一に体力勝負で、ShellやBatchは多少組めますが、まともな大掛かりなソースを書いた業務経験はありません。F社やH社のミドルウェアやOS周りの挙動については、通用するものはあるかと思いますし、要件定義からHWやMW選定、設計、実装、サービス提供までちょっとした規模のシステムを一貫して作ったりとかはありましたが、その程度の技術力しかありません。
まーそれだけなら?と思いますが、ちゃぶ台返します。もう、やる気がありません。なんだかよくわからないけど、しょぼいベンダー資格取ったりしてたり、今は外圧によって、プロジェクトマネージャ取らないといけなくて、それっぽく勉強したりしてますが、もーーーーほんとーーーーにやる気ないし、やりたくないです。
じゃあIT業界離れよう!とか思えるかって言うと、それはなくて。やっぱり学生時代からずっとここしかない。と思ってきたわけですから、私の人生の半身なんですよ。それをこの年齢で手放すのは、恐怖以外なにものでもなくて。臆病者の私は、そこまで極まったことができるまでの決断は、到底できないのです。
◆若さで駆け抜けた"過去"
今、リーダー職だなんて役割を与えられていますが、ゆくゆくもっと大きいスケールで。と考えた時。今までの私の働き方ってなんだったんだ?って振り返ってみると、これは、若さをベットしていただけだったんだなって最近になって気が付きました。
深夜でも早朝でも、休みの日でもイケます!業務時間外の家でもバリバリ、仕事の電話でるぜ!メール返すぜ!仕事に出たら出たで何でもやるぜ!って言う働き方。
それはそれで、貪欲でいいと思うんですけど、やっぱりそれを武器として振りかざすのは、流石に歳を重ねすぎましたし、そういった最前線で腕や足になるだけではなく、もっと俯瞰的に戦略的に目を向ける業務も増えてきた。
そういった業務だけが積み重なって増えてきたってなったら、そんなムチャクチャな働き方辞めないと、判断力が鈍りいつか大きなミスをするか、身体が死ぬ。
社会人になった時は渾身のギャグだった、平成生まれです!みたいな、そんな言葉がピカピカだった時代は終わった。今は令和だぞオッサン。写メはもう死語だ。
◆SEとして生きる”未来”
はてさて、そんな技術力もやる気もなくて、若さも捨てることになった私が、どうやってこの業界で生き抜こうか。と思った時に私に残ったのは、もうマネジメントしかないって思ったんですね。もちろん、それも才能の問題があったり、厳しい道のりだとは思うんですが、それ以外の私のワガママを優先すると言うのであれば、もうコレしかない。
月並みですが、なんだかんだ私は友達は多い方で、人徳はある方だと思いますし、向いているのかなぁだなんて、今必死にゲロ吐きながらリーダー職にすがりついています。
そういった中で感じているのは、管理側に足を突っ込み始めたので、チームの統制とか、今わかりやすい数字にはつながってこないけれども、時間を割いてコミュニケーションしなきゃいけないことだな。とかそういった出来事もあり、本当にやることが増えた。そうなると単純に時間が足りない。
頭脳はパンク。身体はオッサン。真実はいつもゴチャゴチャ。
もう、若さで戦えないし、やることも増えたし、じゃあどうするかって、やらねー仕事を増やすしかないんだ!!!じゃないと死ぬ!!!!!って最近気が付きました。
それでも、メンバーの管理業務、人員不足の時の実業務のフォロー、エンドユーザー向けの報告、社内インフラ環境の設計構築開発運用、新システム更改に向けての他チームとの調整調査、現行システムのカイゼン、自社向けコラムの掲載 とか色々やってます。あれ、減ってなくない?????むしろ増えていってないか?????うーん、フルスタックエンジニアwって感じですが、まぁ、ほどほどにやっていきます。
インフラヤクザやる気なしSE社畜おじさんの戯言でした。
そんなかんじで。
おしまい。