おっさんになってからファッション、少しハマりました!ってそういう話をします。
◆コンプレックスを和らげる
自分の身体に対して、コンプレックスというものは誰もが持っているかと思います。足が短い、ハゲているとかとか。そういったコンプレックスの根本的な解決は難しいのですが、ファッションというのは、そういったコンプレックスを上手く隠してくれて、和らげてくれる最高の道具だと私は思っています。
足が短いなら、パンツと同色の靴下、靴を合わせたり、腰回りの境目を上手くシャツなどで隠したりとかすることで多少和らげてくれるですよね。そういった工夫を重ねることで、自身が感じているコンプレックスをほんの少し、目立たなくしてくれる。和らげてくれる。
そういった工夫を重ねていって鏡で自分の姿を見た時、あれ、そんなに足短くないな。と気になっていた部分が和らいで、外にお出かけするのに何だか少し自信が付いたり、気持ちが少し明るくなるんですよね。
そういったコンプレックスって根本的に解決するのって本当に難しいもので、でもファッションって言う工夫を凝らすことで、そういったポイントを覆い隠せたり、むしろそれを武器にチャームポイントへと転換させてくれる。
自分自身の嫌な部分はたくさんあるけれど、ほんの少し自分の事が好きになれるキッカケを与えてくれるのが、ファッションだと私は思っています。
◆オタク、ファッションを始める
じゃあ、ファッション始めたいけど、右も左もわからねぇー!って時にやっていたのは、YouTubeでファッションユーチューバーが上げている動画で気になったものを見たり、繁華街をぶらぶら歩いて、すれ違う人達の服装を片っ端からずっとチェックしていきました。
そのなかで、あ!この服いいな!これ好きだな!って思ったら近くにあるユニクロとか服屋さんに駆け込んで似たような服ないかな自分には似合うかな。みたいな事を繰り返し行っていました。
もっと詳しく言いますと、YouTubeでは、シルエットが大事だよとか、色はこうやって合わせるんだよとか、自分の年齢を踏まえた服装ってこうすればキレイに見えるよね。とか、そういった方法を学びました。
じゃあ、実際にどんな服を買えばいいのだ?ってところで街中の色んな人の服装を見て、イメージを膨らませて、自分の好みだぞ!って服を見かけたらそれに似ている服を探そう!それで良ければ買おう!と言うのを繰り返し行っていました。
そのおかげか、ここ最近会う人には異世界転生した?とか、イケメンになったねぇ!とかポジティブな意見をもらうことがとんでもないくらいに増えて、何だか自信すごくつきましたし、外出するのが少し楽しくなったんですよね。ファッションって大したことないように見えて、凄い力持っているんじゃないか。だなんて今となっては思っています。
私がファッションを始めたのは、本当にここ半年くらいです。ドヤ顔ハナタカでファッション完全に理解した。だなんて思っていましたが、やってきた黒船、夏服。まったく何もわからない。
◆ランウェイを歩く
ファッションに着目していて一つ気が付いたんですよね。街中がファッションショーだって言うことに。これ、凄いことだと思っているんですよ。街中がショーなんですよ?つまり、みんなランウェイを歩いて、スポットライト浴びてるってことなんですよ。
これ、主人公じゃないですか。ヒーローじゃないですか。男の子だったら一度は夢見たことあると思うんです。ヒーローになりてぇ!主人公になりてぇ!って。ファッションって、その夢を叶えさせてくれるんですよ。
ちょっと頑張ってお洒落して、自分のよく行く街に出かける。これだけで僕たちは誰もがヒーローになれるんだ。
さぁ、街中のランウェイを歩こう。ヒーローは僕たちだ。
そんなかんじで。
おしまい。