くらむ本

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【雑記】失われた真実を求めて~メディア感覚~




冬です(直球)
この時期ともなると、「赤穂事件(忠臣蔵)」の季節だなぁと思う人、いるのではないでしょうか。私は「赤穂事件」のエピソードが凄く好きなんですけれど、本当にこれをこのまま全て受け入れてしまっていいのだろうか?とよく考えることがあります。
「マリーアントワネット」を巡る話とかも、よくそう思うことがあるんですよね。

一言で言うと、私が過去から述べている造語「メディア感覚」のお話です。


◆本当にそれが"真実"なのか?
やっぱり、"歴史"を振り返っていて一番気になるのが「本当にそれが真実なのか、どうなのか?」と言うところなんです。
すごく当たり前の話なんですけれど、"歴史"って言うなれば、昔生きていた人の記録を辿っているだけじゃないですか。その記録に残った人が凄く発言力や影響力と言うのが強い人だったりして「真実は違うのに、その人が都合が悪いからと事実をもみ消すような事をしていて、その誤った事が真実である」と、語り継がれている事も絶対に中にはあると思うんですよね。


◆おい、お前!ケーキ食べろ!
「マリーアントワネット」と言えば、どうしても切っても切り離せない「ケーキを食べればいいじゃない」と言う発言をしたと言う記録が残されていないと言われています。ですが、その”記録が残されていないのは意図的に消されていたとするのであればどうだろうか?”と、ふと考えてしまうのです。

あ、、、今、六本木でマリーアントワネット展やってます。
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◆"忠臣蔵"の不自然な持ち上げられ方
私は"忠臣蔵"が凄く好きで、冬には必ず"泉岳寺"に足を運ぶようにしています。
近頃では、エピソードだけではなく、それを語る人達・時代を追い始めています。
そのなかで特に大正以降の"忠臣蔵"の持ち上げられ方と言うのは、ちょっと異常じゃないか。
美談にしすぎじゃないかなって違和感を覚えるのです。

本当に内匠頭は吉良にいじめられてたの?とか色々不自然な点があったり、まだ明らかになっていない点があるのにもかかわらず、そういった点を無視して都合のいいように解釈したモノを意図的に広めたよね~と言うプロパガンダの香りがするんですよね。


◆その先にある"えいえん"
ただ、そこまでいってしまうともはや何も信じられなくなってしまう。"無限後退"になってしまうので、どこかで割り切りと言うのは必要になってくる。
それをわかった上で尚「歪められた真実って言うのは何処かにあるんじゃないかなぁ」とか「そうやって可能性を考えていくからこそ、真実って言うのは見つかるんじゃないかなぁ」とか。そんなことをふと思ったのです。

つまり、歴史を研究してる人すごい!めっちゃ頭いいな!お前ら!ってことです。


◆"考えることに意味はある"けれども壁を作ってはいけない
やっぱり、巡り巡って同じ結論に至ってしまうのだけれど、しっかりと考えていくこと(私で言う、メディア感覚)を身につけることって凄く大切だよなぁって思うのです。

今回、このようなことを書いたのは、その”考える”にしても、特に大切なのは言葉を伝える時、伝えてもらう時と言うのは、真実に対して「意見(内容)」だけではなく「発言者の人格」「自分の感情・価値観」と言うフィルターが入ってくるんです。
そういった壁をしっかりと区別できるように意識をして「物事をフラットに考えることが大切だよね」ということで、この話をまとめようと思います。


リベラル(暗黒微笑)



よければ以下記事もどうぞ。
●【雑記】人間は皆ペルソナを被っている
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●【雑記】日本語の性質「ハイコンテキスト」がもたらしたモノ
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●【雑記】自分にとって都合のいい解釈しか出来ない人達
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●【雑記】「閲覧者数の差」と「情報の取り扱い」について
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●【雑記】SNSの投稿を引用するメディアに対して思う事
http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar962536


そんなかんじで。
おしまい。