くらむ本

常にネタ切れ。たまに書く。

【雑記】新しい愛の形



以前、私は以下のエントリを書きました。
そこから、もう少し踏み込んで考えてまとめたことを書いておこうと思います。

●【雑記】"愛"の話を、しようか
http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar1470640


◆4つの”愛”
キリスト教をベースとした話になってしまうのですが、愛にはざっくりと分けて、4つ種類が存在していることご存知でしょうか。

ストルゲー……家族愛
エロス……性愛
フィーリア……隣人愛
アガペー……真の愛


上記に書いたLinkでは、愛と言うのは、”自分の内なるもの”から”他者”へと言う大きな流れがあるよ。みたいな話をしたかと思いますが、今述べた4つの愛と言うのは、その”他者”に与える愛もまた色々な形があるよ。と言うことを示しています。

これ、アガペーに焦点を絞っていこうぜ!ってなる人多いと思うんですけど、そうなると純粋贈与とかの話をする流れになってきて、その先にある資本主義ってなんだ!?よし、資本論から考えよう!ってなって、くっそ長い話が始まるので、強制的に割愛です。


◆オープン・マリッジ(ポリアモリー
話を戻して、4つの愛があるよ。と言うところから始めます。
現在新しい生き方として提示されているのは、この考え方、ライフスタイル(オープン・マリッジ、ポリアモリー)なのではないかなと感じています。
簡単に説明すると、結婚してても、お互いの合意があれば、別の人とロマンチックな関係になってもいいよーとか。そういうのです。

上記に色々と愛には種類があるよ。って言うことを述べましたが、それ全部を、結婚したパートナーに与えないといけないんだ!みたいな、考え方ってやっぱりしんどいと思うんですよ。

人には向き不向き、パートナーの人に対して、許せる許せない。と言う線引が必ずどこかには絶対にあって、そのお互いのパーソナルスペースを尊重し、そして自分ではどうにもならない不満点を外部にアウトソーシングすることによって、不満点が解消されるって言うなら、もうこの上のないwin-winな関係だと思うんですよ。

もちろん、それが何らかのカタチとなって自分が持っているパーソナルスペース(不満を感じる領域)に干渉してくるようなケースも中にはあると思うんで、一概にすげー万能な考え方、ライフスタイルだぜ!とは言えないのですけれど、こういった多様さはあってもいいし、受け入れていくべきなんじゃないかなぁと感じています。

そもそも、世界基準で言えば、女性の初婚と出産の年齢を調べると、初婚の年齢より出産をする年齢のほうが若いですからね。
文化の違いと言えばそうなのだけれど、それじゃ回らなくなっているよねって現状で、ブレイクスルーを起こすきっかけを、探していかないといけないのに、この国はいつまで古臭い考えに縛られているんだろうなぁ(笑)みたいなとこありますよね。


◆”世界”は共同体であると言うこと
これらの考え方や一部で理解してくれたり、受け入れたりしてくれる人が増えてきていると言うのは、やっぱり「世界って共同体」だから。って点に尽きると考えています。

分かりやすく言えば、飲食店とかのアルバイト。
アルバイトしている人が辞めたとしても、もちろん、そこの飲食店で働き手となる人は一時的には減るのだけれど、なんだかんだ言って、その穴を埋める人がやってきたり、そのほかの部分で工夫をして、世の中(社会)って思っている以上に回るものなんですよ。
※人が足りない、募集しても人がこない云々は考えないものとして、、、

街中で美味しい食べ物が食べれる!とかもそのお店の人が働いているおかげだし、家でインターネットできるのも、その裏でインフラの整備をしてくれている人たちがいる。
我々はそういった、人間と言う属性が付与されただけの、大きな共同体なんですよ。

だから、上記に述べた、オープン・マリッジ(ポリアモリー)と言う考え方、ライフスタイルが出てくるって言うのも、その共同体だから。と言う大きな文脈と同じだと思うんですよね。


これは、間違いなく、、、
新しい愛のカタチです。


よければ以下エントリもどうぞ。
●人生2.0(上) ~"生きづらさ"と"テクノロジー"の関係性~
http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar1439878
●人生2.0(下) ~"生きづらさ"と"テクノロジー"の関係性~
http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar1439918






そんなかんじで。
おしまい。