くらむ本

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【雑記】ぼくだって永遠に若くない

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平成生まれです。令和になった今でも「キミはまだまだ若手だ!若い若い!」だなんて未だに言われてるけど「ぼくだって永遠に若くない」そんな話をしようと思います。

 

◆ぼくが歳をとれば、アナタも歳をとる

時間の経過って言うのは誰にとっても平等で、ぼくが歳を1つ重ねれば、他の人も同じ1つ歳を重ねます。そのことによって年齢差っていつまで経っても変わらない。

だから「若いね!」だなんて声をかけてくれるアナタは、ぼくが40歳だとか50歳だとかいくつになっても、アナタから「まだまだ若い!」といつまでもいつまでも激励され続けます。

 

人口と年齢の推移とか相対的な数字や、たまにふと電車の中や、居酒屋の中にいる人達の顔つきを見ていると、年齢がぼくよりも上だなぁと感じる人達が多いことを実感しています。

そういった相対的な比較やぼく自身の実感からも、ぼくはきっと少数派で「若いのだ」と感じてしまいます。でも、実際にぼくがいつまでも若いのか?と言われたら、それは違います。

相対的に「若い」と言うのは数字を見たらそうなのかも知れないけれど、ぼく自身の主観として実感する「肉体の老い」と言うのは、とても誤魔化せるものではなくて、時間を重ねれば重ねるほど、物覚えだとか、体力だとか、そういったものが、学生時代などと比べて悪くなったなぁ~だなんて実感することは少なくはなく、、、きっとこれから歳を重ねるごとに増えていくのでしょう。

もちろん、その老いの程度は、アナタに比べたら浅いものではあるのかも知れないけれども、ぼくだって「老い」から逃れられないのは、誰もが一緒で、、誰もが平等に訪れるものです。

 

「キミはまだまだ若いよ!」だなんて激励され続けるウチが華なのかもしれないですけど、その激励をいつまでも受け続けることは劇薬で、そこにいつまでもそこにアグラをかきつづけると、どうしても避けられない大きな問題が一つ起こります。

 

 

◆アナタは突然死ぬ。ボクもだけど

「若い!若い!」と囃し立ててくれた、ぼくより年齢の高いアナタは、基礎疾患だとか、肉体の衰えがぼくよりも早くて、背負うリスクと言うのがぼくよりも高い。だから、アナタのそのほとんどが、、、ぼくよりもはやく死んじゃう。

 

それは、Twitterやヤフーニュースだとかを見ていても分かる通り、ぼくの世代にもわかるようなコンテンツを生み出してくれてた人たちが亡くなったよ。だなんていうニュースを、ああ!あの人が~!だなんて思う機会が、20代だとかそういった頃より少し増えてきました。

ぼくは平成生まれで、働き盛りの世代。だから同世代とかで耳にするのは「出世した!」だとか「結婚した!」だとかそんな話題が多いけれど、これがあと10年、20年もする頃に一番多く耳にするのは、冠婚葬祭における葬になってしまうのは、間違いではないんだろうな。だなんて、そんな手触りを少し覚えるようになりました。

 

だから、そのいつまでも、いつまでも囃し立ててくれるアナタはいつかきっと、いなくなる。凄くそれは寂しいけれど。

いつまでも「キミは若いよ!」だなんて囃し立ててくれるアナタがポックリと先に逝ってしまってもいいように、その激励を飛ばす席がポッカリ空いてしまった時、最前線で戦えるように。アナタのその背中を見て。ぼくは、、、ぼくたちは、その時が来た時のために、自分の足で立ち上がれるように、ならないといけないのだ。

 

 

◆ぼく”だって”永遠に若くない

だから、いつまでもいつまでも「キミは若い!何でもできるよ!」と言ってくれるようなアナタに返したいのは「ぼく”だって”、永遠に若くはない!もう、おっさんだぞ!」と言う、そういう話です。

 

人口の年齢と推移を見てわかるとおり、ぼくより若い世代と言うのは、もっと、もっともっと少なくなっていく。きっとぼくは、その狭間となるの世代だ。いや、もしかしたら何だかすごい化学変化とか、テクノロジーの進化によってビューン!って若い世代の出生率がV字回復(暗黒微笑)だなんて可能性もあるかもしれないけれど、今の流れからすると、間違いなく少ない。

 

そうやって、ますます貴重になっていく、ぼくより若い世代に「キミは若いよ!」と言い続けるバトンを受け取るのは、きっとぼくで、、、ぼくたちなんだろうな。だなんて、そんなことを思うのです。

 

 

そんなかんじで。

おしまい。