くらむ本

常にネタ切れ。たまに書く。

【雑記】僕は断絶していて欲しかった



ファクトフルネスを読んで、たしかに僕たちはシェアワールドを生きているんだ!と言う手応えがあって、たしかにそれはものすごい希望なのだけど、出来ることなら断絶していてほしかったと、絶望も覚えました。

単純に考えてみると、人が作り上げた社会システムと言うのは、人と人の繋がりのネットワークで出来ていて、それをタテ・ヨコ・算数で一覧にまとめてみたらどうなるか。となったら、そりゃこうなるよな~と当たり前だけど、実際に数字としてまとめ上げられると、衝撃を受けたんですよね。

学生時代の僕は、「Serial experiments lain」を見て、これからはワイヤードな時代が来る!「.hack」をプレイして、そのためのガジェット、デバイスはこの作品が提示したな!って確信して、ものすごい未来に希望を持っていたのだけれど、、、
おじさんになって、僕たちの生活は豊かになったことを実感できるかどうか。って言われたら、その当時と大きく変わっていないよなと感じるのです。
それは確かに、ファクトフルネスが言うところの「思い込みの世界」なのかもしれないけれど、それならいっその事、僕は断絶していてほしかった。

そんな僕たちは、エレファントカーブで言うところの沈んでいる中間層、中産階級のラインの水準に達してて、日本は失われた30年と言われるような環境だったからと言うような要因もあるのでしょうけど、ここまでタテ・ヨコ・算数で表現されてしまったら、お前の怠慢だぜ!思い込みだぜ!って言われているようで、もう縋る藁すらないじゃないですか。

休みの日に、自腹で資格の勉強をして講習会にも参加して、自分の市場価値を高めようと実績も積み上げてきているのに、それが実感できない。もう、絶望ですよね。
だったら、断絶していてほしかった。だって、そしたら言い訳できるじゃないですか。
それすら許されない。まじかよーって頭抱えてしまいましたね。

その現状を知った事と言うのは大きく違うんでしょうけど、もうそれ以上に、あー強くて異世界転生チートハーレムさせてくんないっすかね~ってなりますよねw
やっぱり、なろう小説は読む精神安定剤と言うことがまた証明されてしまった、、、

とりあえず、ぐちぐち述べてしまったけれども、めちゃくちゃ衝撃を与えてくれるいい本なんで、よければ読んでくださいって。宣伝になってないけど、、、

そんな愚痴でした。




そんなかんじで。
おしまい。