くらむ本

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【雑記】コスメ沼と自己肯定感の満たし方

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アラサーおじさんです。身だしなみだとか、清潔感だとか、そういったのを身につけようと1年近く思いついたものをやってきました。最近では、コスメもありかなとちょっとやり始めています。その中で色々と思ったことを書いておきます。

 

◆身だしなみとコスメの話

まず服がどれもこれもボロボロだったんで服を買うってところからはじめました。本当に服に興味がなくて、コートが何種類も形がある。とか、天然素材と化学繊維の違いとか、なーにもわからなかったんで、大変だったんですけど、年齢だとか自分の身長とか色々加味したらこんなかんじかなってコーディネートができるようになりました。

ファッションに興味のある、友達の嫁さん二人にコーデの写真を送ってみたんですけど高評価だったので、半年近く時間を割いてファッションを勉強してよかったですね。

 

そういった服装がサマになっていくのと同時に考えていた身だしなみ、清潔感を整えるってところです。最初は、寝癖をちゃんとする!ヒゲを剃る!髪を切る!とかそういうの。小学生かな?みたいなレベルから取り組みはじめました。

そして、それができたなーって思った時に始めたのは、肌がやっぱりボロボロなんで、洗顔を忘れずにやろうね。あと化粧水乳液で保湿もちゃんとしようね~~!と言うような取り組みを始め、今では週1でクレイパックやクレイジングオイルとかやるようになりました。実際、こんなの効果あんのかほんとにーーって思っていたんですけど、確かに肌のボロボロ感は体感としてかなり改善された感じがあります。

すごくニキビに悩まされていて、まだ時々できるんですけど、その頻度は昔に比べて減ったなーって感じがしていて、少しづつですがい方向に向かっています。

 

あと眉毛ですよね。眉毛整えたとこでそんな印象って変わるもんかよ。あんなん目についてるナマコみたいなもんじゃんwって舐めてかかってて、眉毛サロン行ってみたんですね。え、5000円も取るのヤバすぎだろ。ってキレてたんですけど、たーしかにこれ、ちゃんとしたトコで整えてもらうとホントーにカッコいいんですよ。

じゃ、毎月来てくださいねwって言うのは財布へのダメージが大きすぎるんで、自分でちょこちょこ形を整えるようになりました。色々やってみてこれも4ヶ月ぐらいかかったんですけど、千円で買ったハサミとか、シェーバーを使って、ちょっとは整え方って言うのが自分でもできるようになったかなーって感じています。自分でのケアが行方不明になったりとかしたら、その時はサロンとかを頼る感じでいいなーって許せる範囲が見つかりました。

もういっそのこと、ガッツリそって眉書いたらよくない?みたいにも思うんですけど、毎回書くのって言うのがそれはそれでめんどくさそうで、今はとりあえず、ここまでですね。

 

そのあたりがちゃんと定着したなーって思った時に手を出したのは爪磨き。1000円で始められます。最初、そんな爪先がキラキラしてるのってそんなんで何が変わるんだ。みたいに思っていたんですけど、これが思った以上に良くて。

全然大したことではないんですけど、仕事でキーボード叩いてる時とか、飲み物を手にとった時とか、ふとした時に指ってやっぱり目に入るんですよね。その指先がキラキラしてるって言うのは、なんかちょっと気分がよくなります。これが1000円でできるんだって思うとコスパよき~。ってなりました。

時々、爪の中が汚れて黒ずんでたり、爪が長くなっている男性見かけるんですけど、爪や指先って思った以上に目に入るんだなって言うことがすごくよくわかりまして、そしてそういったのって不衛生に見えてしまうので、ちゃんと爪切って汚れを取るってだけでも印象は全然変わりそうです。

また、最近は甘皮も気になって、甘爪専用のハサミと保湿オイルも買いました。

 

そして肌にまた戻ってくるんですが、私は肌がニキビでやられてボロボロなのがちょっと気になっているポイントで、これをどうにかしたいなーって思っていました。ダーマペンとか思ったんですけど、お金的にも時間的にもそれは厳しくて。何があるのかなーって考えた時に出てきたのはファンデーションを塗る。って事でした。

こんなのほんとにかわんのかよ~と騙されたと思って、ファンデーションを一つ買って塗ってみたんですけど、これがすごいんだなもう。明らかにワントーン上がって、ニキビ跡の赤みとかも軽減されるんですよね。すごくきれいにみえる。

それを見た時、ああああーこれにコントロールカラー刺して上に色々重ねがけしたらどうなっちゃうんだ、、、とか、イエベとブルベぐらいは知るべきなのはこういうことか、、、色々実感できました。

 

まぁ、私がここ最近やっていた身だしなみ整えるとかそうったいのは大体そんな漢字です。さてさて、次は一体次何を買わせるつもりなんでしょーか。これは底なし沼です。

 

 

◆自己肯定感の満たし方

コスメや、身だしなみ。それらを工夫して整えていくと言うのは、ルッキズムやコンプレックスの解消の手段の一つですよね。ファッションはコンプレックスを誤魔化したり、埋めるものだよ。と言うのは、私が服を色々調べていた時によく耳にした言葉です。

それが一つ達成した瞬間「あ、なんだか自分ってここにいてもいいんだな」と思えたり、あれだけ醜いと思っていた自分が、少し許せるようになってくるんですよね。自分に自信が湧いてきて、自己肯定感が少し上がってくるんです。

 

そこで、もっときれいになりたい!もっともっと!となってしまうのは、欲が出た。解消したら、他の部分が気になってきた。と言うのがあると思うんですけど、もう一つ大切にしないといけない観点があると私は考えています。

 

私が何が言いたいのか例えて述べていくと、この自己肯定感と言う名の水を注ぐ、心の器みたいなものを誰もが持っています。そしてコンプレックスと言うのが、その器に投げ入れられた石です。

ファッションや身だしなみを整えることで、そのコンプレックスと言う石は器から取り除かれたんですけど、雑に器に投げ入れられた石によってその器にはヒビが入っていたり、穴がぽっかりとできてしまってる。だから、いくら自己肯定感と言う水を注いでも、穴から流れ落ちるばかりで、器はいつまでもいつまでも満たないんですよ。

いつまでも心が満たない!満たない!それはきっと、まだ自分にはなにか問題があるからだ。一体、何が問題なのだろう?あ、ここが気になるぞ!これが新しい私のコンプレックスだ!と、新しい石を作り出してまた、器に投げて傷つけることをしてしまう。

 

もう泥沼になってしまうんですよね。コスメだとか、身だしなみだとか整えると言うのはだんだんとキレイになっていて、たしかに楽しいけれどその果てまで行っても幸せだなんてきっとない。だって、コンプレックスとかを乗り越えていった先にあったのが、ルッキズムの権化って、そんな悲しい話ありますかってなるじゃないですか。

だから、ここで大切なことって言うのは、その自分の器にできた穴やヒビも、まぁ、それも私だよね。僕だよね。って優しく手で包み込んであげる。自分の弱さを受け入れてあげる訓練がきっと必要なんだ。

 

そうすれば、器に注いだ水が満ちて、次に進める。その器は傷だらけかもしれないし、たしかに穴もあいてるかもしれない。でも、そこには手の温かみがあって。それがきっと、個性なんじゃないかな。だなんてそんなことを思うのです。

 

 

そんなかんじで。

おしまい。